古代米活用プロジェクト
“美しい村” を守る。
美しい村 = みむら 。
佐那河内村を見て感じたままを会社名にしました。
佐那河内村は往古「佐那県」(さなのあがた)、「狭長村」(さながむら)と呼ばれていました。
「佐那」とは「天狭田」の略称で棚田を示します。
「日本書記」には、高天原で天照大御神が御田としたのが「天狭田」「長田」であると記載されており、佐那河内米は、天皇家ゆかりのブランド米、日本最古の棚田米であり、まさに古代米を復活するには相応しい場所と言えます。
みむらは佐那河内村を拠点とし、徳島全域にある棚田や休耕地を活かした古代米づくりによって、うるおいに満ちた地域づくりの一助となる活動を行っています。
健康になるためには?
毎日笑顔でいられるのは健康な体があってこそ。
古代米(黒米)は下記のような研究が行われている。
紫黒米の調理過程で生成するアントシアニンの熱分解物の生体内抗酸化作用に関する研究等
古代米(黒米)を炊飯すると、黒米に含まれるアントシアニン系の色素はプロトカテキュ酸(PCA)という物質に変化し、紫黒米の主要色素であるシアニジン-3-グルコシド(C3G)の熱分解物ができる。
炊飯加湿加熱(熱分解)調理はアントシアニン摂取に大きく影響し、その効果にはPCAの抗酸化性の優位性が関与することが推察された。 とあるように、加湿加熱によってアントシアニン系の色素の吸収が体内に取り入れられることに優れていて、健康に及ぼす効果として科学的に判明されている。消費者の天然志向・健康志向にプラスして、古いものを大切にしよう、敬おうする動きの中でその需要が徐々に増えてきています。
みんなで植えた古代米を食べて、“食の大切さ”を体感しましょう。
本当にキレイになる。
玄米に含まれる食物繊維は白米の約8倍。玄米をたべて、体の内側からキレイにしよう。
古代米は中国では薬膳料理にも使われ、楊貴妃も美容食として愛用したと伝えられ、まさに古代から食べられて来たのだと思います。
人がやってくる。つながる。ふえる。
人口減少や若者ばなれが深刻な反面、
健膿志向の高まり等もあり、過こしやすく 食の宝唐でもある徳島での尊らしを希望する人たちもいます。
田植えや収穫時には地元の人たちをはじめ大学生や子どもたちも一 緒に参加できるイベントも開催しています。
「食の安心安全」を軸とした農産官学のネットワー クがどんどん広がっています。
徳島が「おもしろい」ことに気付く
古事記に粟(阿波)国の国神として登場するのが大宜都比売(オオゲッヒメ)。倭国創生神イザナギ•イザナミの12番目の子供でもあり、食物(穀物)や養蚕の神でもあります。日本中で、穀物神が国名となっている県は阿波国のみで、しかも少しすつ表記は逗えるものの4回も登場しており、他の国神に比べると異質な神だと言えます。 また、オオゲッヒメは伊勢神宮外宮に御懐の神として祀られている豊受大神と同一 神であると言われています。 そのオオゲッヒメを祀る神山町にある「上一 宮大栗神社」をはじめ、徳島には古事記に登場する神が祀られた神社が多数存在しているのも興味深いところです。 みむらでは神社など伝統施設の修復支援等も視野に入れ活動しています。