10月21日、佐那河内村の天岩戸別神社にて行われた例祭および古代米収穫祭の様子です。
古代米を奉納させていただくようになって4年になりますが、初めて晴天に恵まれ、例年以上に清々しい気持ちで古代米を奉納することができました。ありがとうございました。
今年は「神楽劇団 多家良塚(たからづか) 佐那河内組」さんによる、古事記の「天岩屋戸」の段にある、隠れてしまった天照大御神を、岩屋戸を開けて導き出したとされる神「天手力男神」を主にした神楽が奉納されました。皆さん古代の衣装に身を包み、太鼓や鉦の音色と、美声のナレーションにあわせて一生懸命演じられていました。
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天岩戸別神社は、徳島県名東郡佐那河内村上字牛木屋15にあり、天手力雄神・天照皇大神・豊受皇大神をご祭神としています。
神社の由緒には、「旧事本紀に『天手力雄神此者坐佐那縣也』とありて上古より御鎮座あり、大人木屋(うしごや)山は東面であって、日神が毎朝出現し給ふので両大神宮も往古から御鎮座の由である。」とあります。
※佐那縣(さなのあがた)とは、大化の改新頃に呼ばれていた佐那河内村の旧名。興味深いです!